痛みが戻るのはなぜ?代償動作から見る身体の負担の仕組み
- 2月14日
- 読了時間: 3分
更新日:2月15日

「一度よくなったのに、また痛くなった」
股関節に限らず、
こうした経験をしたことがある方は少なくありません。
ストレッチをした。
マッサージも受けた。
一時的には楽になった。
それでも、
しばらくすると戻ってしまう。
なぜなのか?
痛みが戻る本当の理由
痛みが戻るとき、
多くの場合、
“痛みそのもの”は問題ではありません。
背景にあるのは、
代償動作です。
代償動作とは何か
代償動作とは、
本来使いたい部分がうまく使えないときに、
別の部位が代わりに働くこと。
身体はとても賢く、
どこかに制限があっても、
なんとか動けるように別の方法を探します。
これ自体は悪いことではありません。
むしろ、
身体が使いやすいように適応している証拠です。
代償が続くとどうなるか
問題は、
その代償が“日常的に続いてしまうこと”です。
例えば、
足で支えられない
骨盤がうまく安定しない
股関節が本来の軌道で動けない
すると、
別の筋肉が支え続けることになります。
その結果、
特定の筋肉が過緊張する
一方向に負担が集中する
こうした状態が生まれます。
なぜ整えても戻るのか
緊張している筋肉を緩めると、
一時的に楽になります。
ですが、
代償が必要な構造のままであれば、
身体は再び同じ働きを求めます。
例えば腸骨筋。
骨盤を安定させる役割を持つこの筋は、
構造が偏った状態では支え続ける必要が生まれます。
その状態で緩めても、
再び緊張するのは自然な流れです。
戻っているのではなく、
身体が守ろうとしているだけなのです。
痛みを見るのではなく、身体全体の動きをみる
大切なのは、
痛みを消すことよりも、
なぜ代わりに働き続けているのかを見ること。
どこが本来の役割を果たせていないのか
どこに負担が集中しているのか
どの動きで補っているのか
そこが変わらなければ、
痛みは形を変えて戻ります。
TONEの視点
福岡の整体TONEでは、
痛みのある場所だけを追いません。
身体がどのように代償しているのか、
その“流れ”を見ます。
身体への負担を一箇所に集中させないこと。
力ではなく、構造で動ける状態を作ること。
代償が必要なくなったとき、
結果として痛みは落ち着いていきます。
最後に
痛みが戻るのは、
あなたの努力が足りないからではありません。
身体が、
まだ守り続けなければならない状態にあるだけです。
代償動作という視点を持つことで、
痛みとの向き合い方は変わります。
消すのではなく、
必要なくすという考えを持つ。
それが、
遠回りに見えて近道になることもあります。



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